| タイプ | 速度 | 電圧 | DQインピーダンス | CLKインピーダンス | トポロジー |
|---|---|---|---|---|---|
| DDR4-2400 | 2400 MT/s | 1.2V | 40Ω | 40Ω | フライバイ |
| DDR4-3200 | 3200 MT/s | 1.2V | 40Ω | 40Ω | フライバイ |
| DDR5-4800 | 4800 MT/s | 1.1V | 40Ω | 40Ω | フライバイ |
| DDR5-6400 | 6400 MT/s | 1.1V | 40Ω | 40Ω | フライバイ |
| LPDDR5 | 6400 MT/s | 1.05V | 40Ω | 40Ω | ポイントツーポイント |
フライバイトポロジーは、クロック、コマンド、アドレス信号をコントローラから各DRAMチップへ順次ルーティングします。これにより、トレーニング中に補償される意図的なスキューが生成されます。古いDDR世代で使用されていたTブランチトポロジーと比較して、スタブ長と反射を減らすことで信号整合性が向上します。
DDRデータ信号はバイトレーンベースです - 各DQバイト(8ビット)はDRAM上の特定のピンにルーティングされます。各バイトレーン内でDQ長を一致させます(DDR4の場合±25ミル)。DQ信号はポイントツーポイントです。40Ωシングルエンドインピーダンスを使用します。CMD/ADDRからの分離を良くするため、内層でDQをルーティングします。
ライトレベリングは、フライバイスキューを補償するトレーニング手順です。コントローラがDQSを送信し、DRAMはDQSの到着をクロックと比較します。コントローラは各DRAMへのDQSタイミングを独立して調整します。これにより、DRAM間の意図的なクロックスキューがあるにもかかわらず、フライバイトポロジーが機能します。